減農薬による栽培
当ブドウ園は、昼夜の温度差が激しく日照も良好。幾多の研究により除草剤を使わない徹底した減農薬により、マスカットベーリーA、カベルネ・ソーヴィニヨン、レッドミルレンニューム、セミヨン、シャルドネ、ケルナーなどの欧州系高級品種や、ヤマ・ソーヴィニヨン、アルモノワールの希少品種を栽培しております。
手作りのシャトーワイン
自然が生み出すワインの神秘的な風味は、手間を惜しまぬ手作りによって生かされます。弊社は、昭和五十年に農園の中腹にシャトーを構え、ブドウ栽培から搾汁、発酵、熟成、貯蔵、びん詰に及ぶすべての工程を一貫して自分の手で丹念に行っています。そして、そのこだわりをさらに追及させるため、平成二十三年九月に新しいシャトーを完成させました。
レッドミルレンニューム
岩の原葡萄園の創始者川上善兵衛氏は、日本の風土に合うワイン葡萄を栽培する為、品種改良に情熱を傾け、多くの優良葡萄を生み出しました。その一つであるレッドミルレンニュームを選出し、葡萄本来の個性をはっきりと活かすため、単一品種で仕込まれた白ワインが「浅柄野レッドミルレンニューム」です。
国内では二社しか醸造しておらず、味わいはやや甘口タイプ、ライチのような甘い香りに包まれ、豊かな酸味が余韻を奏でます。
ヤマ・ソーヴィニヨン
一九九〇年、山梨大学の山川教授が日本の赤ワイン品種として、山梨県下で自生しているヤマブドーと、仏産カベルネソーヴィニヨンを交配して種苗登録された品種。当ワイナリーでは、一九九五年に一文字短梢剪定栽培で作付開始しました。